夜の道後公園(愛媛県松山市道後公園)を彩るアートイベント「ひかりの実」が15日始まり、葉を落とした木々に約1000個のカラフルな淡い光が浮かび上がった。31日まで。
 映像と光を題材にしたアート作品を全国で展開する高橋匡太さんが参加し、2回目。ひかりの実は、果実栽培で果実を包む袋に笑顔などのイラストを描き、LED電球と電池を包んで作った。
 15日は夕闇の道後公園に、地元の道後、湯築の両小学校や道後保育園の子どもが手がけた約千個が点灯。時折小雨が降る中、市民らが赤や青の淡い光をうっとりと見つめていた。
 順次数を増やし、約1800個を設置する予定。16~25日は、松山空港到着ロビーでも約200個を展示する。